やむを得ないこととはいえ、お天気が良い日が続いておりましたから、外出して思い切り羽を伸ばしたかったのが皆様の本音でございましょう。
しかしながら外出できない分、現状は勉強や研究をするには良い時期ですので、気学を学びたい方に少しでも貢献できればと思い、九星の基礎象意をまとめております。
今年は、特に対面鑑定が敬遠されている分、通信鑑定のご相談が多いので、メールにて沢山の御質問を頂戴いたします。
特に気学に関しての御質問は、文章ですとやり取りが残りますし、後程見直すことができるメリットがあります。
ご依頼者様が勉強熱心な方ですと、誠に嬉しくついつい話が長くなってしまうのがたまにキズですが、皆様の気学勉強に一役買えれば光栄に存じます。
さて今回は、一白水星の基礎象意に引き続き、二黒土星の基礎象意についてご紹介いたします。
※こちらの図はあくまでも略式です。まだまだ沢山の象意が存在します。
二黒土星は、「土」の気性を与えられています。
二黒土星は大地とされ、大地は全てを受け万物を生育していく力をもっています。
その忍耐力と粘り強さは、何ものをも受け入れて生み育てる母親のようなものです。
天に対する地は低く、大衆や庶民を象徴するとともに、上(天)より蒔かれた種を育てていく母親の努力、産みの苦労、柔順性、忍耐性を具有し、全てを育み慈しむ大きな包容力が、この二黒土気性に表現されているのです。
従って運勢的には、「産み出すための苦労中」「建設の努力中」「縁の下の力持ち」などに例えることもできます。
九星気学では、このような象意をもとに、情報を取捨選択しながら自分の知りたいことを知り、様々な活用をして参ります。
鑑定においては、「人物」「時期」「状況」など、内容に応じて取捨選択せねばなりませんので、その匙加減が難しい部分でもございますが、気学が様々なことに応用でき、各人それぞれの悩みに対応できうるのも、この象意の多様性からきていると感じます。
今回ご紹介いたしましたものも、ほんの一部の略式ではございますが、少しでも皆様の気学研究の初歩に役立てれば幸いです。
次回は、三碧木星といたします。
0 件のコメント:
コメントを投稿