お家が大好きな私ですが、春ですので大自然の中、思いっきり寝転がりたい衝動に駆られている今日この頃でございます。
ただ、現状は勉強や研究をするには良い時期ですので、気学を学びたい方に少しでも貢献できればと思い、九星の基礎象意をまとめております。
九星について
宇宙には、目に見えないエネルギー(気)が満ちています。
それは一定の法則に従って循環しているのですが、このエネルギーは下記の9つに分類されます。
この分類の源流は古代中国の洛書という図にありますが、それについては後で触れることとします。
一白水星(いっぱくすいせい)
二黒土星(じこくどせい)
三碧木星(さんぺきもくせい)
四緑木星(しろくもくせい)
五黄土星(ごおうどせい)
六白金星(ろっぱくきんせい)
七赤金星(しちせききんせい)
八白土星(はっぱくどせい)
九紫火星(きゅうしかせい)
各九星にはそれぞれに意味があり、自然界のあらゆるものは九星のいずれかに分類されます。
こちらでは、九星の持つ意味やその事象などを、略式ながらご紹介して参ります。
初回は一白水星から。
※こちらの図はあくまでも略式です。まだまだ沢山の象意が存在します。
一白水星は、九星の中で唯一「水」の気性をあたえられています。
水は万物を潤して、生物を育てる力があり、山から谷を通り河となって海に流れていくように、苦労して大をなす傾向があり、努力次第で伸びていきます。
そして『水は方円の器に従う』の諺のとおり、順応性、交際性があります。
また陽の気を発揮できない象意で、困難に陥って悩みが深い状態であり、悲しみ・困難・苦労・水害などを意味し、病難・貧乏・苦悩を表現する象意でもあります。
運勢としては、全てが苦悩、辛苦を意味している訳ではなく、時期を経て修行や研究の成果を世に問う意味もあります。
九星気学では、このような象意をもとに、情報を取捨選択しながら自分の知りたいことを知り、様々な活用をして参ります。
鑑定においては、「人物」「時期」「状況」など、内容に応じて取捨選択せねばなりませんので、その匙加減が難しい部分でもございますが、気学が様々なことに応用でき、各人それぞれの悩みに対応できうるのも、この象意の多様性からきていると感じます。
今回ご紹介いたしましたものも、ほんの一部の略式ではございますが、少しでも皆様の気学研究の初歩に役立てれば幸いです。
次回は、二黒土星といたします。
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