朝晩は大分涼しくなってきたような気はいたしますが、日中はまだ少し残暑が続いておりますね。
コロナ禍もまだ落ち着きませんが、そんな中でも人生の計画を立てる上で待ってはくれないタイミングもあるものです。
お引越し、お家の購入、新築、改築、改修、敷地内動土、転入学、就業、転職、建墓などなど。
私達の人生では、選択の連続です。
鑑定士としては願わくば、運気が味方してくれるようなより良い選択ができるよう応援してやみません。
運勢学や方位学が持つ「運気」の面での縁起担ぎができるかどうかの是非は、自身の実力や努力は別の次元として、「運気が味方になってくれるかどうかの是非」に繋がります。
普通に生きていても災いの多いこの世の中ですから、少しでも幸運の縁起を担いで災いを事前に回避できれば良いですね。
そのような訳で、吉方位や凶方位を知っておくと大変便利ですから、来年のご計画のご参考にしていただければ幸いです。
!ご注意!
気学では2月4日(立春の日)より新年とします。
■令和4年の吉方(年盤)■
各々様のお生まれ(本命星並びに月命星)によっても吉方は違ってきます。
また年盤だけでなく、月盤や日盤の移り変わりによっても吉方の方位は変化しますのでご注意ください。
また祐気取り・お水取り・お砂取りの場合は、効果を上げる為にも刻盤も考慮する必要があるでしょう。■令和4年の凶方(年盤)解説■
◆五黄殺:中宮◆
五黄殺とは各盤において五黄土星の回座している宮の方位をいい、殺伐・破壊の気が甚だしく、これを犯すこと(動土・婚姻・移転・建築など)は大凶とされています。主として自発的な大凶現象(自らジワジワと腐敗し、崩壊していくような状態)が現れてくるとされ、ことに土を動かすことは大凶であり、重きは主人に災いし、軽くても家人に障りが出るといわれています。その殺気は強大で如何なる吉神の力も破る為、年盤だけでなく、月盤や日盤でも気を付けましょう。
令和4年は五黄が中宮に回座し、方位こそ発生していませんが、自身の土地に五黄土星が大きく座していることになりますので、普請造作全般・家の新築・増築の着工などは避けられるならば控えましょう。
◆暗剣殺:なし◆
暗剣殺とは各盤において常に五黄土気性の正反対方向(対冲)に座しており、暗闇から斬りつけられるが如き殺意激しく、これを犯すこと(動土・婚姻・移転・建築など)は大凶とされています。主として他動的な大凶現象が現れてくるとされ、その凶害作用は回座している九気性によってもそれぞれ異なってきますが、大体は突発的であり、他動的であり、あたかも暗闇から剣が突き出てくるような恐ろしさを示しています。五黄殺同様その殺気は強大で如何なる吉神の力も破る為、年盤だけでなく、月盤や日盤でも気を付けましょう。
令和4年は五黄が中宮に回座して暗剣殺方位も分かりにくいですが、家で表現するところの軒下から屋根部分が暗剣殺方位にあたりますので、その部分の改修着工は避けられるならば控えましょう。
◆歳破:南西(申)の方位◆
歳破とは、その年の十二支の正反対方向(対冲)に当たり、破壊の気が激しく、これを犯すこと(動土・婚姻・移転・建築など)は凶とされています。その凶害作用は暗剣殺をやや小型にしたような現象で、物質的・精神的の両面において、破壊作用が現れてきます。また月破・日破・刻破があり、障りは小さくなりますが、同じように破壊作用をきたしますので、気を付けましょう。
◆本命殺と本命的殺◆
自分の本命星の回座している方位を本命殺といい、その反対(対冲)の宮を本命的殺といいます。この本命殺と本命的殺は、個人の本命星を主体としていますので、一人一人異なってきます。その凶災現象は主として健康上(身体的・精神的な部分)に現れてくるのが特徴です。年盤だけでなく、月盤・日盤でも気を付けましょう。
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