出発県は、福島県から!
福島県の復興のシンボルである「ナショナルトレーニングセンターJヴィレッジ」において、全国の聖火リレーのグランドスタートを実施した後、東日本大震災からの復興の歩みを着実に進める沿岸の市町村を始め、福島県内各地で広くリレーが実施されました。
コロナ禍の時勢から聖火リレー開催についても賛否両論ありましたが、オリンピックの聖火リレーというものは、古代オリンピアから始まり、この現代の東京2020オリンピック競技大会開会式まで続く、歴史ある行事の1つであります。
古代ではオリンピックが始まる事前に「まもなくオリンピックが始まること」「戦争の中止」を呼びかける平和の使者(スポンドフォロイ)がオリーブの小枝を持ってギリシャ中を回ったことが原点とされているそうですね。
もともと古代オリンピックに現代のような聖火リレーはなく、私達が知るような形式になったのは、1936年にドイツで行われた第11回ベルリン大会が始まりであり、今日の聖火リレーは「平和」「団結」「友愛」などのオリンピック精神を伝える意味もあるそうです。
「聖火を見られるのなんて、一生に1度しかないかもしれないよ!」なんて、うちの人に手をひかれ、私も聖火リレーを観覧して参りました。
東京2020聖火リレーのコンセプトは、「Hope Lights Our Way (英語) / 希望の道を、つなごう。(日本語)」です。
支えあい、認めあい、高めあう心でつなぐ聖火の光が、新しい時代の日の出となり、人々に希望の道を照らし出しますよう、心よりご祈念いたしております。
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