節分が2月2日になるのは、実に124年ぶりとのこと。
今年は立春の時刻が、2月3日23時59分に当たりますから、その前日である今日が節分になるということでございますね。
気学の世界でも年盤と月盤の「節入り日」は大切なことですから、皆様も覚えておくと便利です。
気学の世界でも、明日からついに新年が始まりますね!
そもそも節分という語は、立春だけに限らず立夏・立秋・立冬の前日を指し、四季の節目を意味していた言葉でした。
つまり節分は1年に4回あった訳ですが、旧暦では立春が年の始まりにあたったことから、この節目が特に重要視されていつしか節分といえば、立春の前日を指すようになったのです。
節分には、災厄や邪気を祓う行事が行われますが、その代表的なものに「豆まき」がありますね。
年男が「福は内、鬼は外」と唱えながら、煎った大豆をまいて鬼を祓うこの行事は、中国の明の時代の習慣を室町時代に取り入れたといわれています。
かつては、豆まきを「追儺(ついな)」「鬼遣らい」といい、宮中の年中行事の一つでした。
舎人が扮した疫鬼を追い払うことにより、災厄を祓い除くというこの儀式が、次第に民間に伝わっていったのです。
節分の行事に関しては、「食べるもの」「豆をまく際の鬼やらいの掛け声」にしても様々な地域性がありますから、皆様の地域ではどのように節分の行事が行われているのか調べてみるのも面白いやもしれませんね。
当方が結婚前まで過ごしていた地域でも、「福は内、鬼は外」を繰り返し叫んだ後に「福の神でぶっとめろーっ!!」と叫び、鬼やらいをしますので、最初は「ぶっとめろ!」というパワーワードに大笑いしたものでございます。
地域性とは、本当に面白いですね。
拙宅でも今宵は、家族で豆まきをし、恵方巻きをもぐもぐしたいと存じます。
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